退かぬ!媚びぬ!省みぬ!(閲覧注意)

 ・・・媚びるのはともかくとして、時には退くことも大事だし、省みることは絶対すべきだと思います。

 午前中畑仕事。幸い台風の被害は軽微。ゴーヤの棚を少々治す程度で足りる。草捨て場にたまった草を早く土に還すためシャベルで刻むと、7〜8cm程のムカデが這い出して来る。

 〜かつてムカデはその攻撃的な性格、容貌、決して後退しないことから毘沙門天の使いとされた。戦国時代にはゲン担ぎで兜や旗指物にムカデの意匠を取り入れた武将もいた。〜

 「決して後退しない」って、本当かな?と、以前、ムカデの進むのをひたすら邪魔してみたことがある。検証の結果「後退(バック)はしないがUターンはする」という結論に達した。

 「Uターンできない状況だったら?」との疑問が浮かんだのはムカデを逃がした後だった。次はストローでも試してみるか、と思っていたので、さっそく実行に移す。押さえつけて伸縮するストローの太いほうから頭を入れ潜り込ませる。途中で細くなっているのでそれ以上進めなくなる。

 数分経過。進展なし。ストローの細いとんがった方から草で突っついてみる。進展なし。流石に気の毒になって来たので押し出してやろうかと思っていたら、太い方から足をがしゃがしゃさせながらずるっと落ちて行った。「あ」という間に脱兎の勢いで草むらに逃げて行く。

 「退いた・・・」しばし感慨にふける。だが、ストローの太い方が幾分下がっていたので、後退ではなく単純に滑り落ちただけかもしれない。色々条件を変えて検証する必要がありそうである。

 後はダイコン周辺の草取り。藪蚊にジャージの上から尻も玉袋も刺される。

 昼、200m坂ダッシュ5本。夕方、近所の跨線橋で上りダッシュのインターバル5往復&5km程とろとろ走る。

 日付が変わるころ、ようやっと「この世界の片隅に」鑑賞。(T▽T)

 居間でビデオを片付けているときに、便所に起きた父親が「遅いぞ、寝ろ」と覗きに来る。佳境、前田大尊みたいな顔で泣いている最中じゃなくて本当に良かった。

 今日は久々休めそう。